新築一戸建てを検討するときは大抵2階建てを想像する人が多いと思います。
我が家もマイホームを考え始めたときは平屋なんて考えもしなかったです。
しかし、ハウスメーカー巡りをしている中で、平屋を勧めてくださるハウスメーカーさんもあり「一生で一度の買い物だし、平屋もありだな」と思い平屋と2階建て双方で検討し始めました。
ブログやSNS、本などを見まくり平屋と2階建てのメリットとデメリットから改善策までをまとめてみました。
結論から言うと平屋も2階建てもメリットとデメリットがあり、どちらがいいとは言い切れませんでした。
平屋と2階建てのメリットとデメリットを理解され、将来の生活を想像し、改善策を考えながらマイホームを検討することが大切だと分かりました。
多くの方が一生に一度の大きな買い物だと思うので参考になればと思います。
2階建てのデメリット1
階段が必要
2階建ての場合、2階へ上がるための手段はどうしても必要になります。
今回は階段があることによって生じるデメリットについて書いて行きます。
階段のスペースが必要
同じような大きさの平屋よりも、2階建ての場合は階段を作るスペースが必要なため坪数が増えてしまいます。
坪数が増えるということは建築費用も高くなってしまいます。
階段の上り下りが必要
階段があるということは家の中の移動距離が長くなり、上下に移動しなくてはいけません。
まず、平屋よりも移動が大変だということです。
新築時の若い時であればあまり関係ないかもしれませんが、老後にもなれば階段の上り降りは大変となり2階へ上がることは困難になることもあります。
次に、家事が大変だということです。
平屋よりも動線が長くなり、家事をするときの移動距離も増えてしまいます。
また、バルコニーなど2階へ洗濯物を干す場合は重い洗濯物を持って2階へ上がらなければいけません。
さらに、階段を掃除しなくてはいけません。
階段は普通の廊下と違って掃除機をかけるにもひと手間必要です。
コードつき掃除機ではコンセントを設置していないとコードが届かないですし、ルンバなどお掃除ロボットでは階段は掃除してくれません。
改善策
階段のスペースを有効利用する
2階段建てでは階段は必ず必要です。
しかし、階段下のスペースを収納やトイレにすることが可能です。
階段下を有効に利用することで、建物の坪数を抑えられ、建築費用が安く済みます。
また、おしゃれな階段にすることで、リビングに階段を配置したときインテリアのアクセントにすることも可能です。
階段の上り下りを無くす(減らす)
スペースと予算は必要ですが、エレベーターにすれば上り下りが楽で済みます。
階段の上り下りを極力減らすように間取りを考える。
1階(庭など)にも洗濯物を干すスペースを作ることで、洗濯物を2階へ運ぶ手間を減らすことができます。
下着意外は1階に干すといいかもしれません。
ウォークインクローゼット(ファミリークローゼット)を1階に配置することで、洗濯物を収納する時の2階へ行く手間を減らすことができます。
また、着替える際にも2階へ行く手間を省くことができます。
寝室を1階に配置することで就寝時に2階へ行くことがなくなり、2階へ行く回数を減らすことができます。
また、夜にトイレへ行くときは1階のトイレを使用するため、トイレは1階のみでいいかもしれません。
さらに、老後に階段を上がることが困難となっても、寝室で寝ることができます。