新築一戸建てを検討するときは大抵2階建てを想像する人が多いと思います。
我が家もマイホームを考え始めたときは平屋なんて考えもしなかったです。
しかし、ハウスメーカー巡りをしている中で、平屋を勧めてくださるハウスメーカーさんもあり「一生で一度の買い物だし、平屋もありだな」と思い平屋と2階建て双方で検討し始めました。
ブログやSNS、本などを見まくり平屋と2階建てのメリットとデメリットから改善策までをまとめてみました。
結論から言うと平屋も2階建てもメリットとデメリットがあり、どちらがいいとは言い切れませんでした。
平屋と2階建てのメリットとデメリットを理解され、将来の生活を想像し、改善策を考えながらマイホームを検討することが大切だと分かりました。
多くの方が一生に一度の大きな買い物だと思うので参考になればと思います。
2階建てのメリット
平屋と比較し2階建て以上の建物に関するメリットです。
平屋のデメリットとほとんど同じなので、平屋のデメリットをご覧の方は目次をご覧になり気になる所だけ読んで頂ければと思います!!
狭いスペース(土地)でも建築可能(土地の費用が抑えられる)
2階建てにする1番の理由ではないでしょうか。
同じ延べ床面積の建物だと、平屋と比較し2階建ては建築面積が小さくてすみます。
要するに建物の底面が小さいので、狭い土地でも建築が可能ということです。
都会で狭い土地しか無いような地域では、2階建て以上がいいでしょう。
また、狭い土地で建築できるということは、平屋よりも2階建ての方が土地の費用を抑えられます。
坪単価が安い
家を建てるときに大きく費用がかかるのが、屋根と基礎になります。
同じ延べ床面積(狭いスペースでも建築可能で説明)の2階建てと平屋では、2階建ての方が屋根と基礎の面積は小さくて済むため坪単価も安くなります。
また、日本は2階建ての住宅をたくさん建てている傾向があります。
同じ資材を大量に発注し費用を削減するという方法をとっているハウスメーカーがあります。
ハウスメーカーによっては平屋よりも2階建ての方が資材の費用が安く抑えられ、坪単価も2階建ての方が安くなることがあります。
日当たりがいい
2階建ては高さがあり、高い位置に窓を設置できるため平屋よりも日当たりは良くなります。
また、部屋数を多くしても縦に分けられるため、各部屋に窓を設置しやすいです。
さらに、1階のスペースの日当たりが悪くても、2階に日当たりを良くしたい部屋を配置することも可能です。
例えば、1階の日当たりが悪くても、2階にLDKを持ってくることで日当たりを確保することができます。
プライバシーが守られる
平屋と比較し1階と2階で縦に分けられるため、物音や話し声は聞こえにくいです。
子供が成長した時も子供のプライバシーを守ることができます。
2世帯住宅では世帯間でもプライバシーを守りやすいです。
また、屋外からもプライバシーを守りやすいです。
車や通行人、隣の家の庭などからは2階の窓は覗けないので目隠しをする必要がありません。
周りに高い建物がなければ、人目を気にせず外の景色を楽しむことが可能です。
さらに、浴室などすりガラスにしてもシルエットが見えてしまうことがあり、人通りの多い場所では気にされる方もいるかと思います。
塀やフェンスなどで目隠しすることも可能ですが、2階にプライバシーを確保したい部屋を配置することでプライバシーを守ることも可能です。
セキュリティが高い
2階建ては1階の窓の数が少なくなることが多いです。
塀やフェンスでの目隠しをすることも減りますし、不審者の侵入できる経路も減るため、セキュリティが高いと言えます。
バルコニーに洗濯物が干せる
庭に洗濯物を干すと、通行人や隣人から洗濯物が見えやすくなってしまいます。
2階建ての場合バルコニーなどを作ることで2階に洗濯物が干せ、通行人や隣人から見えにくい位置に洗濯物を干すことが可能です。
また、庭とバルコニー、両方に洗濯物を干すスペースを作れば平屋よりもたくさんの洗濯物が干せます。
この場合、庭に布団などを干し、バルコニーに下着などを干すのがいいでしょう。
2階からの見晴らしがいい
2階建ては高さがあるため、2階から遠くの景色を楽しむことができます。
「プライバシーが守られる」でも説明しましたが、周囲に高い建物が無ければ周囲の人目を気にせずカーテンを開け景色を楽しむことが可能です。
近所で花火大会がある場所では花火が上がる方角に窓やバルコニー、ベランダを配置することで自宅で花火を鑑賞することも可能です。
また、高台に建築する場合は2階の窓から夜景なども楽しむことができると思います。