新築一戸建てを検討するときは大抵2階建てを想像する人が多いと思います。
我が家もマイホームを考え始めたときは平屋なんて考えもしなかったです。
しかし、ハウスメーカー巡りをしている中で、平屋を勧めてくださるハウスメーカーさんもあり「一生で一度の買い物だし、平屋もありだな」と思い平屋と2階建て双方で検討し始めました。
ブログやSNS、本などを見まくり平屋と2階建てのメリットとデメリットから改善策までをまとめてみました。
結論から言うと平屋も2階建てもメリットとデメリットがあり、どちらがいいとは言い切れませんでした。
平屋と2階建てのメリットとデメリットを理解され、将来の生活を想像し、改善策を考えながらマイホームを検討することが大切だと分かりました。
多くの方が一生に一度の大きな買い物だと思うので参考になればと思います。
2階建てのデメリット・改善策 5
平屋と比較し2階建て以上の建物に関するデメリットと改善策です。
2階建てのデメリット 5
子供の面倒を見るのが大変(家族との距離ができやすい)
階段があるため、小さい子供が階段から落ちないように気をつけなければいけません。
また、子供が2階にいるときは窓やバルコニーから落ちないようにすることも必要です。
さらに、バルコニーで洗濯を干す時など2階で家事をするとき、1階に子供がいる場合は目を離すことになってしまいます。
〈ベランダとは〉建物の外に張り出した屋根付きのところ。
〈バルコニーとは〉2階以上の室外に張り出した屋根のない手すり付きのところ。
↑より引用。
そして、子供が大きくなったときには2階に子供部屋があると物音も聞こえづらいため家にいるのかいないのか、または何をしているのか分かりづらいことがあります。
なので、平屋よりも子供に限らずかもしれませんがコミュニケーションがとりづらいと思います。
改善策
階段から子供が落ちるのを防ぐには
階段から落ちるのを防ぐにはベビーゲートという柵↓↓を設置する方法があります。
階段の下部(1階)に設置しておけば子供が2階へ上がることが無く、階段や窓やバルコニーなどから落ちる心配はありません。
また、階段の上部(2階)にも設置することで子供が階段から落ちることを防ぎます。
2階にリビングがあり子供が2階で過ごすことの多い家や子供を2階で遊ばせたい時、寝室が2階にあり寝ている時などはベビーゲートの設置を検討するといいと思います。
子供では2階の窓を開かないようにする
窓の鍵を子供の手の届かないような位置に設置すると、子供が窓を開けることが困難となり窓から落ちることがなくなります。
また、バルコニーへの出入りも子供だけではできなくなり、バルコニーから落ちることもなくなります。
窓の鍵の位置の変更ができなくても、↓↓のように窓が簡単には開かなくなるような商品もあります。
バルコニーから子供が落ちないようにするには
上記のようにバルコニーへ子供が一人で出ないようにすることが大切です。
また、子供がバルコニーに出たとしても、手すりを登ることができないように手すり付近には台や物は置かないようにすることが必要です。
さらに、建築前に検討するならルーバーをバルコニーに設置することで、採光を取り入れながら目隠しにもなり子供の転落防止にもなります。
〈ルーバーとは〉羽板(はいた)と呼ばれる細長い板を、枠組みに隙間をあけて平行に組んだもの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BCから引用。
一条工務店 i-smart 仕様ご確認ノートより引用。
子供から目が離れないようにするには
上記のようなことを検討して子供を2階に連れて行き、家事をすることもいいでしょう。
また、リビングに吹き抜けを作ることで、リビングをのぞきながら家事が行え子供の声や物音が聞こえ安くなります。
さらに、家事はなるべく同じ階(ワンフロア)で済ませるような間取りをつくることで子供を見ながら家事をすることができます。
調理と洗濯は行う頻度が高く、重要な家事のため最低限同じ階にあることが好ましいと思います。
なので、子供がいるリビングとキッチンと洗濯機と物干しスペースは同じ階に配置するよな間取りであると子供から目が離れにくいです。
1階で考えた場合、庭に物干しスペースを作ることや室内干しのスペースを作っておくといいかもしれません。
家族とのコミュニケーションを図るには
デメリットとして記載してあるサイトや本がありましたが、我が家としては30~40坪程度の一般家庭ではあまり関係ないような気もします。
強いて言うなら、帰宅後にリビングを通るような間取りを考えるといいと思います。
玄関からすぐに階段を上がって子供部屋に行くのでは無く、リビングに階段を配置することで帰宅後1度はリビングを通り家族と顔を合わせる機会ができます。
または、玄関からリビングのみしか行けないような間取りにすることで、必ず帰宅後にリビングで家族と顔を合わせるようにすることも可能です。