一条工務店より新商品の新セゾンが発売されました。
今回はグランセゾンについて、主にインスタからの情報を元に深堀していきたいと思います。
今回の情報元
- Instagramに掲載されている冊子からの情報
- Instagramに掲載されている一条工務店の営業マンからの情報
- 上記の情報を元により詳細を検索
【公開】一条工務店の新セゾン・グランセゾンとは!!
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グランセゾンとismartを比較
一条工務店の中には様々な種類の商品がありますが、今回紹介するグランセゾンとismartを比較すると
グランセゾン
- 高級感、ハイグレードな印象
- キッチンや洗面台等の住宅設備はハイグレードな物が標準使用
- 住宅性能(断熱性・耐震性)はismartより劣る
ismart
- 無駄のないスタイリッシュな印象
- キッチンや洗面台等の住宅設備はグランセゾンより劣る(住宅設備は一部オプションで稟議が通ればismartにも使用可能)
- 住宅性能(断熱性・耐震性)はグランセゾンよりも高い
と言った印象を受けます。
それではグランセゾンの詳細について記載していきます。
グランセゾンがある展示場
2019年8月現在
新・神宮東-中日ハウジングセンター 一条工務店 グランセゾン
2019年11月までに
足立区と横浜にモデルルームが新設される予定
グランセゾンの冊子
- 新・神宮東-中日ハウジングセンターのモデルルームで入手可能
- 一条工務店の営業マンに頼む
- 2019年8月下旬にはそれぞれの展示場に置かれる予定
グランセゾンの価格(坪単価)
グランセゾン(kuri_grandsaisonさんの投稿を参考)
平屋
34坪
建物本体工事費 24,748,436円
坪単価 約727,895円=約72万円
ismart(我が家の見積もり)
平屋
26坪
建物本体工事費 18,470,414円
坪単価 約710,400円=約71万円
グランセゾンの坪単価はismartより1~2万円高くなります。
しかし、後述するようにグランセゾンの場合はハイドロテクトタイルなど標準仕様になります。
よって、グランセゾンの方が坪単価が高くても、総額はismartよりも安くなる場合もあるかと思います。
https://www.instagram.com/p/B1d5cknAgit/?igshid=spos9fnh6jkm
Instagramよりkuri_grandsaisonさんの投稿を引用
グランセゾンの外装
- ハイドロテクトタイルが標準
- 木目調サイディングの軒天
- デザインルーバー
- パラペット屋根採用可能
ハイドロテクトタイルが標準
ismartではハイドロテクトタイルはオプションで可能です。
ハイドロテクトタイルの色の種類はグランセゾンとismartで変わりは無いと思います。
木目調サイディングの軒天
軒天に関してはismartのオプションの仕様書には記載が無かったと思います。
ismartで軒天を設計でできるのかは不明です。
デザインルーバー
ismartではオプションで採用することができましたが、グランセゾンでは冊子に記載されていたので標準採用です。
パラペット屋根採用可能
一条工務店お住まい点検シートより引用
セゾンでは採用できなかった、パラペット屋根を採用することが可能となりました。
上記は標準でつけられると思います。
グランセゾンの内装
- 天井高260cmが標準
- モクリア(フローリング)
- スリットルーバー
- ハイドア
- グレイスキッチン
- グレイスカップボード
- グレイスドレッサー
- 書庫
- 和室
天井高260cmが標準
ismartではオプションで天井を高くすることが可能でしたが、グランセゾンでは標準とのこと。
モクリア(フローリング)
ismartには無かった仕様です。
木目のフローリング。
スリットルーバー
室内にもルーバーを標準で採用可能。
デザイン性や目隠しに優れている。
ハイドア
リビングへの入り口と冊子には記載されているため、全てのドアに標準採用ではないかもしれませんが天井から床までの開ドアが採用可能です。
ismartで採用可能なスリットスライダーは採用不可。
グレイスキッチン
木目同調のエンボスパネルを採用。
「エンボス(Emboss)」とは板金や紙などに文字や絵柄などを浮き彫りにする加工である。
Wikipediaより引用。
グラリオカウンターを採用。
グラリオカウンターとはPanasonicの製品らしいです。
http://sumai.panasonic.jp/kitchen/concept/detail.php?id=Counter
Panasonicのサイトには有機ガラス系の素材を使用と記載されています。
グランセゾンでどの色を採用できるかは不明ですが、冊子はブラック系の色になっています。
ダイニング側にキャビネット(飾り棚)を採用。
ハイカウンターを採用。
グレイスカップボード
木目同調のエンボスパネルを採用。
ismatでオプション採用可能なグランカップボードと仕様は同じだと思います。
グレイスドレッサー
ismartで標準採用だった洗面台の下部の鏡が無くなり、水栓が背面から出ています。
洗面ボウルよりも高い位置にカウンター(ドライカウンター)を採用。
ドレッサーに関してはismatでも稟議を通せば採用可能かもしれないと記載あり。
オプションかは不明。
書庫
デスクや本棚が標準採用。
デスクには引き出しも採用。
4色あるとのこと。
和室
吊り押入れが標準採用。
グランセゾンの住宅性能
- 在来工法
- 内断熱のみiでsmatより断熱性能が劣る断熱材を使用
- トリプルサッシでは無い(トリプルサッシ採用との記載もあり)
- 壁の厚さ120cm
- さらぽかは不採用
- 全館床暖房は標準
在来工法
ismatは2×6工法でismartとは工法が違います。
建築家ではないので詳しいことはわかりませんが、
在来工法 → 間取りの自由がきく、耐震性に関しては
2×6工法 → 耐震性に優れている
という特徴があります。
【住宅の工法】種類と特徴の比較を参考にしてみてください。
内断熱のみiでsmatより断熱性能が劣る断熱材を使用
グランセゾンの断熱性能が悪いわけではありませんが、ismatよりも断熱性能は劣ると思います。
ismatは柱の間(内断熱)と柱の外を壁のように覆うように(外断熱)断熱材を設置します。
他社では内断熱のみのところが多いため、他社と比較すれば変わらないかこれ以上だと思います。
トリプルサッシでは無い(トリプルサッシ採用との記載もあり)
Instagramでは両方の記載があります。
しかし、一条工務店公式サイトに以前のセゾンも「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」を使用となっているので、ismartと変わらないサッシだと思います。
壁の厚さ120cm
Ismartでは壁の厚さは190cmです。
断熱材等の違いだと思います。
さらぽかは不採用
さらぽかは不採用とのことです。
さらぽかを採用したい場合はismartを選ぶしかないでしょう。
全館床暖房は標準
以前のセゾンは全館床暖房はオプションでしたが、標準採用となったそうです。
最後に
グランセゾンはismartよりも断熱性は落ちますが、デザイン性や今なら希少性も含め検討する価値はあると思います。
我が家は既にismartで平屋を建築中のため、グランセゾンを選択する事はできません。
しかし、これから建築予定の方はグランセゾンを検討してみてもいいのではないでしょうか。
また、その他のハウスメーカーや工務店で迷っている方には
がオススメです。
さらに、まだマイホームの予算が心配という方には
もあわせて読んでみてください。
今回の記事が一条工務店のグランセゾンを検討される方の参考になればと思います。