一条工務店でマイホームを建てた我が家ですが、住宅メーカーを検討時には何社もの大手ハウスメーカーを回りました。
住宅メーカー選びについては
も参考にしてみてください。
そして、我が家は「家は、性能。」と謳っている一条工務店を選びました。
そんな、我が家なのでハウスメーカーは性能重視で選びました。
今回は一条信者の我が家が、大手ハウスメーカーの性能ランキングを作成してみました。
設計士でも無く、一般人の我が家なので営業さん等から聞いた情報を元に我が家の主観でランキングを作成しています。
また、家の性能と言っても様々なので
今回は以下の項目でランキングを作成しました。
- 気密性・断熱性ランキング
- 耐震性ランキング
- 耐久性ランキング
性能にコストをかけた分だけ性能がいい家ができる
大手で建築コストの高いハウスメーカーはそれなりの性能のいい家ができる
【家は、性能】
一条信者が考える
大手ハウスメーカーの性能ランキング!!
大手ハウスメーカー気密性・断熱性ランキング
1位 一条工務店
C値=「0.59㎠・㎡」1)
Q値=「0.51W/㎡・k」2)
Ua値=「0.25W/㎡・k」2)
1)一条工務店公式サイトより引用
2)一条工務店公式サイトより引用
2位 スウェーデンハウス
C値=「0.62㎠・㎡」3)
Q値=「1.32W/㎡・k」3)
Ua値=「0.42W/㎡・k」3)
3位 三井ホーム
C値=「0.458㎠・㎡」4)
Q値= -
Ua値=「0.43W/㎡・k」5)
4)三井ホームのC値(実測)/三井ホームで高気密の家!?より引用
5)三井ホーム公式サイトより引用
4位 土屋ホーム
C値=「1.0㎠・㎡以下(測定値例は0.5㎠・㎡)」6)
Q値=「1.23W/㎡・k(モデルプラン計測値)」6)
Ua値= -
6)土屋ホーム公式サイトより引用
5位 住友林業
C値= -
Q値= -
Ua値=「推奨仕様0.33W/㎡・k(省エネ1・2地域)」7)
7)住友林業公式サイトより引用
大手ハウスメーカー耐震性ランキング
地盤等は含めず建物のみの耐震性として考えています。
耐震性については数値として表しにくいため、我が家の主観もかなり入っています。
1位 パナソニックホームズ
震度7相当の地震に200回耐えられる。
2位 三井ホーム
震度7に60回耐えられる。
三井ホーム公式サイトを参考
3位 住友林業
震度7に22回耐えられる。
住友林業公式サイトを参考
4位 一条工務店
我が家の設計士さんより、建築基準法の2倍の耐震性があるとのこと。
5位 ダイワハウス
震度7に4回耐えられる。
ダイワハウス公式サイトを参考
大手ハウスメーカー耐久性ランキング
家の耐久性とはメンテナンスの必要性やメンテナンスコストなどを考慮してランキングにしてみました。
1位 パナソニックホームズ
外壁のメンテナンスが60年以上不要。
その他にも基礎や鉄骨の柱の耐用年数は60年以上とのこと。
2位 旭化成ホームズ(へーベルハウス)
パナソニックホームズと同様に基礎や鉄骨の柱の耐用年数は60年以上とのこと。
ただ、外壁塗装は30年に1度必要。
3位 一条工務店
木造であり柱に加圧処理がされ防腐防蟻効果がある。
外壁は30年でシーリングの打ちかえが必要であるが、タイルを選択できるため塗り替え不要。
屋根に太陽光パネルを設置すれば、屋根の塗り替えは不要。
一条工務店公式サイトを参考
4位 セキスイハイム
磁器タイル外壁で塗り替え不要。
ステンレス屋根が選択可能。
ZAMメッキにより構造体のサビを予防。
セキスイハイム公式サイトを参考
番外編 BESS
BESSは他のハウスメーカーとは考えかたが違います。
家のメンテナンスの手間を楽しむ家とのことです。
自分でメンテナンスをすることで家に対して愛着がわくのではないでしょうか。
今回の性能ランキングで比較した大手ハウスメーカー一覧
一条工務店
- 家は、性能
- 高気密・高断熱やメンテナンス費用を抑えることでランニングコストを削減できる家
- 床暖房やさらぽかにて快適な家を提供
- 自社生産でコスト削減
一条工務店でマイホームを建築しているため一条工務店押しとなってしまいがちですが、性能と比較してコストが安いと思います。
パナソニックホームズ
パナソニックホームズ公式サイトより引用
- 重量鉄骨で耐震性や設計の自由度に優れている
- 断熱材はロックウールを使用し(壁170cm・天井200cm)断熱性に優れている
- 外壁はキラテックタイルを使用しメンテナンス性に優れている
営業さんからは震度7の地震に200回耐えられる程の耐震性があるとのこと。
また、キラテックタイルは我が家の好みの外壁でした。
住友林業
住友林業公式サイトより引用
- ビックフレーム工法で耐震性や設計の自由度に優れている
- 鉄骨と比較すると木造のため断熱性に優れている
- 木造のため木のぬくもりが感じられる
木造でさらに内装も木のぬくもりが感じられるようにされていました。
木造でありながらビックフレーム工法を採用し耐震性にも優れています。
また、大手で安心感もあります。
三井ホーム
三井ホーム公式サイトより引用
- プレミアムモノコック構法により耐震性と断熱性に優れている
- 洋風の外観が多い印象だったが、最近は違った外観の商品もあり
- Smart Breeze(スマートブリーズ)という温度・湿度・空気の調節機能のついた全館空調がある
大手で安心感があり、営業さんから建築時の検査もしっかりと行うとのこと。
調湿機能のある全館空調を採用できるため、加湿器いらずで快適に過ごせます。
BESS
ログハウスのBESS公式サイトより引用
- ログハウス
- 家全体が木に覆われているので木材の断熱性や調湿性が得られる
- 暮らすための手間まで楽しむ家
他のハウスメーカーとは考え方が少し違います。
まさに、木を感じられる家だと思います。
普段の生活にかかる手間や自らメンテナンスを行うことまで楽しむことができる家です。
旭化成ホームズ(へーベルハウス)
旭化成ホームズ公式サイトより引用
- ACLコンクリートを使用し耐久性が優れている
- 鉄骨構造で軽量のALCコンクリートを使用しているため耐震性に優れている
- ALCコンクリートは断熱性(一般的なコンクリートの10倍)に優れている
耐久性を突き詰めた家だと思います。
メンテナンス費用を極力抑えることが可能です。
積水ハウス
積水ハウス公式サイトより引用
- 大手でブランド力あり安心
- 営業の教育に力が入っている
- 商品の種類が豊富
- 住宅設備の種類が豊富(オプション)
大手で営業マンの営業力が特に高いと思います。
どの住宅設備を入れてもいいとのことなので、内装の自由度が高いです。
また、商品の種類も豊富のため、オーダーメイド感があります。
セキスイハイム
セキスイハイム公式サイトから引用
- 鉄骨のボックスラーメン構造で耐震性に優れている
- 外壁をタイルにするなど耐久性に優れている
- 工場生産のため気密性に優れている
- 快適エアリーで全館冷暖房・空気清浄可能
断熱性・気密性、耐震性、メンテナンス性のバランスのとれたハウスメーカーだと思います。
ミサワホーム
ミサワホーム公式サイトより引用
- 蔵(天井の低い部屋の様なスペース)による収納スペースを確保できる
- 内装(インテリア)のコーディネートに優れている印象
- 木質パネル接着工法により木造でも耐震性に優れている
木造にしては耐震性に優れている。
蔵の収納やインテリアなど内装に優れている印象。
無印の家
無印良品の家公式サイトより引用
- シンプルかつおしゃれ
- ダブル断熱工法とトリプルガラスで断熱性に優れている
- 環境を考慮したパッシブデザインにより快適性を実現
シンプルで無印良品らしい家。
インテリアにこだわるだけでは無く、性能も考えられている。
スウェーデンハウス
スウェーデンハウス公式サイトより引用
- 2019年オリコン顧客満足度第1位
- 北欧の家で北欧の技術を使用
- 3層ガラスを使用し断熱性に優れている
寒冷地の北欧の家を再現。
特に断熱性能に優れている印象。
トヨタホーム
トヨタホーム公式サイトより引用
- 鉄骨構造により耐震性に優れ、大空間な間取りを実現
- 鉄骨構造にしてはローコスト
鉄骨で間取りの自由度が大きく、耐震性にも優れている。
また、鉄骨構造の割にはローコスト。
ダイワハウス
ダイワハウス公式サイトより引用
- 大手で住宅だけでなく店舗など幅広く建築している
- 鉄骨構造の商品があり耐震性に優れている
大手で有名であり安心感はあるが、近年不正がニュースとなり信頼が低下している印象。
商品の性能はバランス重視。
桧家住宅
- ローコスト
- Z空調による全館冷暖房システムを採用可能
- アクアフォームの吹き付け断熱により気密性と断熱材の耐久性に優れている
ローコスト住宅でもZ空調を導入することで全館冷暖房が可能。
規格住宅で設計士のコストをカットするプランなどもあり。
土屋ホーム
土屋ホーム公式サイトより引用
- 北海道のみで販売されてる商品があり北海道での着工頭数が多い
- 北海道以外では外断熱のみを採用
- BES-T構法にて建築
北海道で着工頭数が多いため、気密性と断熱性に優れている印象。
タマホーム
タマホーム公式サイトより引用
- 住宅設備など標準仕様が多くローコスト
- 長期優良住宅を割りとローコストで建てられる
- コストカットに力を入れている印象
コストを削減するために努力している印象。
割とローコストで長期優良住宅が建てられるのが魅力か。
最後に
繰り返しになりますが、性能にコストをかけた分だけ性能がいい家になることが分かりました。
また、戦後の日本の家は他国と比較すると性能が劣る家をたくさん建ててきたらしいです。
しかし、近年はそれぞれのハウスメーカーが家の性能を向上させるように努めています。
一条信者の我が家としては、さらなる性能が向上した家が見れるのが楽しみです(もう建てる予定はありませんが・・・)。
今回の記事がハウスメーカー選びの参考になれば幸いです。
ハウスメーカー選びには
も参考にしてみてください。
また、InstagramとTwitterにて我が家のマイホーム記録も掲載しています。
良ければ参考にしてみてください。