我が家は一条工務店のismartで平屋を建築しました。
そんな、一条工務店がこのたび官民合同で耐水害住宅として実験を行いました。
関係者からは年内にも商品化されるのではとの声も聞かれています。
グランセゾンのように新商品となるか、標準仕様になるかは分かりませんが注目ですね。
そんな、一条工務店の耐水害住宅ですが↓↓のように記事にしました。
一条工務店の耐水害住宅の情報のまとめ
一条信者(我が家)からみた耐水害住宅の考察とまとめ
【新商品!?】
一条工務店の耐水害住宅とは!!
ゲリラ豪雨・洪水に耐える家
水害の被害状況
近年、台風などの影響によるゲリラ豪雨で河川が決壊し住宅などが浸水する被害が増えています。
ユニバーサルホーム公式サイトより「世界各国と日本の降水量(日本は世界3位の多雨地帯)」とされています。
また、「1時間の降水量が50mm以上の年間発生回数を1976年から2018年までを3つに区切って平均値で見ると、1976~1989年は229回、1990~2003年は259回、2004年~2018年は314回と短時間豪雨の発生回数が増加しています。」としています。
豪雨の回数が年々増加しているのが分かります。
さらに、「平成29年の水害被害は、家屋被害約30,000棟(内、床下浸水約19,000棟)」、「一般資産の被害額約1,660億円」としています。
年間でこれだけの被害があるとすると、他人事では済まないですよね。
一条工務店の耐水害住宅とは
一条工務店の耐水害住宅
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- 玄関ドアや窓にパッキン取り付け水密性の向上
- 水の浸入・逆流を防ぐ特殊弁の採用
- 外部の電気設備は高い位置に設置
- 年内には商品化
- 標準仕様で数十万円程度の追加費用か
まだ、実験段階ですが、一条工務店が1階への浸水を防ぐ技術を開発したそうです。
一条工務店公式サイトより引用
また、JIJI.COMより「玄関ドアや窓ガラスの隙間から水が入らないよう、パッキンを取り付けたほか、壁面には防水塗料・シートを使用。床下の換気口は水位が上昇すると自然に閉じるよう工夫し、トイレや風呂などの排水管には逆流防止弁を付けた。エアコンの室外機などは高い位置に取り付けた。」としています。
余談ですが、玄関ドアや窓にパッキン取り付け水密性の向上によりすでに気密性の高い一条工務店のismartがさらに向上しそうですね。
ちなみに、我が家の気密性はC値=0.6㎠/㎡でした。
ランニングコスト(電気代)の削減にもつながるのではないでしょうか。
一条工務店の耐水害住宅の実験
防災科研など、「耐水害住宅」を公開実験 浸水せず/日本経済新聞より引用
日時:2019年10月2日(水) 13:00~16:00
場所:防災科学技術研究所
内容:木造軸組工法による一般仕様住宅(A棟)と木造枠組壁工法による耐水害住宅(B棟)のゲリラ豪雨による浸水等の比較
結果:A棟は68.6㎝まで床上浸水し風呂やトイレから逆流があった。B棟は床上浸水どころか、床下浸水すらなかった。※TBSニュースを参考
ニュースにもなり、YouTubeにも動画が投稿されています。
防災科研と一条工務店、耐水害住宅の実験公開/日刊工業ビデオニュースより引用
一条信者が一条工務店の耐水害住宅を考察
一条工務店の耐水害住宅について一条信者の我が家が考察していきます。
水圧による構造体への影響
近年のニュースで洪水の水圧により、家が流される映像が報道されています。
耐震等級3以上は標準仕様の一条工務店ですが、水圧に関してはどうでしょうか。
結論から言うと、水圧への耐久性は他社よりいいと思います。
東日本大震災の時に津波に耐えた家ということでYouTubeに紹介されていました。
東日本大震災時の3mにもなる津波では一条工務店の家でもさすがにそのまま住むことはできませんが、家の構造は残っていました。
そして、周囲の家は倒壊し流されていることを考えると、他のハウスメーカーの家よりも水圧にも強いのではないかと考えられます。
さらに、一条工務店の耐水害住宅では強化ガラスとなっています。
東日本大震災時の住宅よりも性能が向上され、より水圧に耐えられると考えられます。
床下の換気について
一条工務店の耐水害住宅では床下浸水を防ぐために、「換気口から入った水を受け止めるボックスがあふれる前にフロート弁が浮き上がり、ふたがされる仕組みで、床下浸水を防ぎます。」(TBSニュースより引用)とされています。
しかし、床下の換気効率は現在の一条工務店の住宅と比較してどうでしょうか。
一条工務店の耐水害住宅の記事には床下の換気については書かれていないので分かりません。
しかし、床下浸水を防ぐような仕組みとなっているということは、床下の換気効率は低下してしまうのではないでしょうか。
確かに、一条工務店の柱には防腐・防蟻処理と耐水性の高い断熱材を使用しています。
しかし、現在でも床下にカビが発生してしまうという事例があるため、床下の換気はしっかりとしてほしいと思います。
一条工務店の耐水害住宅が発表され購入を検討される際には、床下の換気について確認しておくことが必要だと考えます。
火災保険について
今回の実験時にも関係者が少し触れていますが、一条工務店の耐水害住宅にすることで火災保険の水害補償も変わってくるのではないでしょうか。
水害に対する住宅の損傷が軽減されれば、水害時の補償額も減少されるため火災保険料も低下することが考えられます。
我が家は一条工務店の提携の東京海上日動で火災保険に加入しています。
我が家は6プランの見積りが用意され、1番安いプランでは水災時の補償がありませんでした。
一条工務店のismartで1番心配だったのが水災だったため、我が家は結局のところ水災の補償を含む1番高いプランにしました。
我が家の場合ですが、水災の無いプランから有るプランに変更すると約3万円/10年間違います。
60年間で約18万円の差額ですね。
この保険料が安くなるのではないでしょうか。
一条信者からみた一条工務店の耐水害住宅
結局、一条信者の我が家から見て今回の耐水害住宅はどうなのか。
結論、うらやましいです。
高気密・高断熱、高耐震、防風対策のされている一条工務店ですが、水災だけは心配でした。
そのため、我が家は火災保険で水災補償がされるような1番高いプランを選びました。
しかし、建て直しが必要なほどの水災が生じると、火災保険の補償金額だけでは同じ一条工務店のismartの平屋は建てられないと考えています。
火災保険では建築費用は全額補償してくれますが、解体費用は補償してくれないからです。
よって、これからマイホームを建築する方は一条工務店の耐水害住宅にすることをお勧めします。
ただし繰り返しになりますが、床下換気はしっかりされているか確認してください。
我が家はもちろん一条工務店押しですが、ハウスメーカーを悩んでいる方は
も参考にしてみてください。
さらに、こちらのサイト↓↓も参考にしてください。
タウンライフというサイトです。
他の様々なブログでも紹介されています。
これから、マイホームを検討される方にはいいのではないでしょうか。