新築一戸建てを検討するときは大抵2階建てを想像する人が多いと思います。
我が家もマイホームを考え始めたときは平屋なんて考えもしなかったです。
しかし、ハウスメーカー巡りをしている中で、
平屋を勧めてくださるハウスメーカーさんもあり
「一生で一度の買い物だし、平屋もありだな」と思い
平屋と２階建て双方で検討し始めました。
そんな我が家が、
ブログやSNS、本などを見まくり
平屋と2階建てのメリットとデメリットから改善策までをまとめてみました。
結論から言うと平屋も2階建てもメリットとデメリットがあり、
どちらがいいとは言い切れませんでした。
平屋と2階建ての
- メリットとデメリットを理解
- 将来の生活を想像
- 改善策を考え
マイホームを検討することが大切だと分かりました。
多くの方が一生に一度の大きな買い物だと思うので
参考になればと思います。
今回は2階建てと比較し平屋のメリットを書いてみました。
平屋では階段スペースが無くていいので、
スペースを部屋などに有効活用できます。
- 階段
- 廊下
- 2階のトイレ
を合わせて約5坪のスペースらしいので、
平屋だと約5坪のスペースを有効活用できます。
※一条工務店のタブレットに記載してありました。
5坪とは約16.5㎡で約10畳のスペースが確保できます。
10畳ってなかなか広いですよね！！
移動が楽 平屋のメリット2
これも階段が無いから、平面のみの移動となり移動が楽になります。
階段や廊下や2階のトイレのスペースが無いため、
2階段建てと同じ部屋の広さと部屋数でも
平屋の方が延べ床面積(建物の大きさ)が小さくて済みます。
平屋の方が延べ床面積が小さいため、移動も短くなります。
家事が楽 平屋のメリット3
平屋であれば洗濯物は1階で干すため、
洗濯物を2階へ運ぶ手間が省けます。
また、掃除する際も掃除機を2階へ運ぶ手間が省けます。
さらに、階段スペースの掃除は不要です。
子供の面倒が見やすい 平屋のメリット4
小さい子供が階段から落ちる心配は無いです。
また、平屋の方が子供に目が届きやすいですし、
音も聞こえやすいです。
子供がどこにいるか、
何をしているか視覚的にも聴覚的にも把握しやすいです。
老後も安心 平屋のメリット5
階段が無いので平屋の方がバリアフリーとなります。
階段が昇れなくなっても、各部屋が使用できます。
子供が自立しても子供部屋が1階にあるため、
老後も子供部屋を有効活用できます。
また、親の介護のために、
急遽同居することになっても1階に子供部屋があるため
子供部屋を親の部屋として使用することも可能です。
地震や台風に強い 平屋のメリット6
平屋の方が建物の高低差が無いので、
建物の重心が低いため横からの風や揺れに強いとされています。
また、平屋の方が柱も短い物を使用するため
構造上の強度も強くなりやすい。
補強用の柱が少なくて済みます。
メンテナンス費用が安い 平屋のメリット7
外壁や屋根のメンテナンスを行うときは
足場を組んで作業を行います。
平屋の方が高さが無いので、
足場もあまり組まなくて済みます。
また、移動が楽で説明しましたが、
平屋の方が延床面積が小さくて済むので
建物自体も小さいことが多いです。
外壁の面積も小さくなるため
メンテナンス費用が少ないです。
トイレが1つあれば十分 平屋のメリット8
夜間トイレに行くために階段を上り下りするのは大変ですよね。
2階建ての場合、1階と2階両方にトイレを設置する家が多いと思います。
家族構成や考え方にもよりますが、
平屋の場合は階段の上り下りが無いため、
トイレは1つで十分のことが多いです。
よって、トイレが1つの場合
トイレ1つ分のスペースを削減もしくは有効活用できます。
冷暖房費が安い 平屋のメリット9
冷たい空気は下に、暖かい空気は上にいくという性質があります。
平屋は高低差が無いため、
空気の偏りが少なくなり省エネでも快適な室温に。
なので、冷暖房費も安くなることが多いです。
家族の気配が分かる 平屋のメリット10
平屋の方が家が小さくなりやすい。
１階と２階の間の床が無いため
声や生活の音などは聞こえやすいです。
家族が帰ってきた音や、家事の音などが聞こえ安心感が生まれます。
チャイムの音を聞き逃すことが無い 平屋のメリット11
2階にチャイム音が聞こえるようにすればいいですが、
平屋は上記のように音が聞こえやすいこと。
平屋なので1階に必ずいるため、
チャイムの音も聞き逃さずに済みます。
移動も楽なのですぐに応対をしやすいです。
（風の通りがいい）平屋のメリット12
屋外や周辺環境、窓の位置などにもよりますが、
平屋は上へ(2階へ)風を通さなくてもいいので風が通りやすいそうです。
（建築費用が安い）平屋のメリット13
これはハウスメーカーや作る間取りによってだと思います。
平屋は縦の柱の長さは短いので材料費がかからない
ともブログなどに書いてありましたが、
同じような資材を大量発注しているような
ハウスメーカーでは逆にコストがかかってしまうかも
しれません。
また、平屋の方が屋根や基礎が広くなるため
坪単価が高くなるが、延べ床面積が小さく(移動が楽へ)て済むため
建築費用は安くなることもあるそうです。
坪単価とは建物の本体価格÷延べ床面積のこと。
建物の1坪(約3.3㎡)あたりの価格。
まとめ
我が家が調べた平屋のメリットを
お伝えしてきました。
全てが当てはまるわけでは無いと思います。
それぞれのご家庭に当てはまる
平屋のメリットを考えて、
デメリットと改善策を考慮し平屋を建てて頂くのが大切
だと思います。
平屋と2階建ての比較をまとめた記事が
「【徹底解析】平屋 vs ２階建て 平屋と2階建てのメリット・デメリット・改善策 」
です。
よければ参考にしてみてください。
