一条工務店の平屋のマイホームを建築した我が家。
2階建てと平屋両方を検討しました。
また、
実家は2階建てで2階建てに住んでいた経験もあるので
平屋と比較し2階建て以上の建物に関するデメリットの1つと
我が家なりの改善策をお伝えします。
1階と2階へトイレの設置が2つ必要
2階建ての場合、
トイレを1階と2階へ2つ設置することが多いと思います。
最近の家では多いかも。
メリットとしては
寝室が2階で夜間トイレに行くのに
階段を下りていかなくても済みますし、
1階のトイレを誰かが使用していてもトイレが2つあるため
待たずに使用することができます。
以下のようなデメリットがあります。
初期費用がかかる
トイレを2つ設置するためにトイレ代の初期費用がかかる。
トイレの費用は機能によって様々ですが、
1つ3万~40万円の費用がかかります。
建築費用も高くなる
トイレを2つ設置するためのスペースが必要なため、
建坪数が多くなり建築費用が高くなります。
〈建坪とは〉床面積を坪数で表すこと。
我が家はトイレを1つ設置するのに
約1~1.5帖程度必要でした。
一条工務店では1畳が約1.65㎡です。
1坪が3.3㎡なので1畳は約0.5坪となります。
坪単価が60万円だとすると、
スペースが1帖のトイレの場合は約30万円の費用がかかってきます。
〈坪単価とは〉1坪当たりの建築費用。
計算方法
坪単価(円)×トイレの広さ(㎡)÷1坪(3.3㎡)=トイレのスペースの費用
トイレの広さ(㎡)=トイレのスペース何帖×1.65(㎡)
トイレ掃除が大変
トイレが2つあると言うことは2箇所掃除をしないといけません。
また、掃除用品も2つ必要になってくるかも。
メンテナンス費用も高い
トイレも使用し時が経てば劣化していきます。
劣化しても部品交換などのメンテナンスは必要ですが
亀裂などが入らない限りは使用できるそうです。
しかし、快適に使用できるとは限りません。
劣化してくると汚れが落ちにくくなり、
黄ばみが出てきてしまうそうです。
使用頻度などにもよると思いますが、
20年が目安らしいです。
そして、トイレのリホームとなると
トイレ本体の費用+工事費用がかかってきます。
2つトイレを交換となるとかなりの費用が必要でしょう。
改善策
トイレは1階に1つのみで十分な間取りにする
2階のトイレが必要な理由としては
就寝時にトイレへすぐに行けるようにすることが1番だと思います。
土地に余裕があれば、寝室を1階にすることで
就寝時にも1階のトイレへすぐに行くことが可能です。
また、1階にトイレがあったとしても
寝室からトイレまでの距離を極力短くすることで、
2階のトイレを不要にすることも可能です。
寝室とトイレを階段付近に配置することで
階段の上り降りはありますが、
就寝時にもすぐにトイレへ行くことが可能です。
トイレをメンテナンスフリーの物に変える
メンテナンスや掃除のことを優先するのであれば、
トイレは1つの方がいいと思います。
しかし、
家が広い場合や2世帯住宅であればトイレは2つ必要かと思います。
トイレも完全にメンテナンスが不要とまではいきませんが、
トイレによってはトイレ掃除を楽にしてくれるトイレもあります。
汚れによってトイレを買い換えるということを少なくしてくれます。
我が家はパナソニックのアラウーノを採用しています。
食器用洗剤を設置することで、自動で便器内を洗浄してくれます。
また、TOTOのネオレストというトイレもあります。
こちらは便器が陶器で汚れがつきにくく、
さらに水を流す時には独自の方法で渦上に流れるため汚れを洗い流しやすいです。
よく使用するトイレは高機能で掃除が楽なトイレ
もう一方はリーズナブルなトイレにすると
メンテナンスコストも少しは抑えられるかも。
まとめ
家の大きさやご家庭の状況にもよりますが、
極力トイレは1つにできると
金銭的にも
掃除的にも
楽かも。
家づくりの参考になれば幸いです。
平屋と2階建ての比較をまとめた記事が
「【徹底解析】平屋 vs 2階建て 平屋と2階建てのメリット・デメリット・改善策 」
です。
よければ参考にしてみてください。