我が家は一条工務店(ismart 2 )の平屋を新築しました。
以前投稿した記事の
「【徹底解析】平屋 vs 2階建て 平屋と2階建てのメリット・デメリット・改善策
で一般的に平屋と2階建てはケースバイケースでどちらも安くなると記載しました。
じゃあ、一条工務店(ismart 2 )ではどうなの??
ということで我が家なりに考えてみました。
また、今回の記事をご覧になる方はこれからマイホームを建築されるという方ではないでしょうか。
↓↓の記事やサイトも参考にしてみてください。
ハウスメーカー選びに関しましては
一条工務店(i-smart2)の平屋と2階建てはどっちが安いのか!?
【結論】一条工務店(i-smart2)の平屋 vs 2階建て
我が家の考えとしては
平屋も2階建ても実際の建築費用は大差ない
という結論に至りました。
ただ、
土地価格は2階建ての方が安くなることが多い
ため土地価格と土地価格にどの程度費用がかけられるか次第だと思います。
では、1つ1つ比較していきましょう。
【坪単価】一条工務店(i-smart2)の平屋 vs 2階建て
建物の坪単価では2階建ての方が安いです。
「一条工務店信者が考える、一条工務店(i-smart2)の平屋のデメリットとは!!」でも記載しましたが、平屋(26坪)の坪単価は72万円程度、2階建て(32坪)の坪単価は62万円程度です。
↑↑は我が家の建物本体工事費用です。
26坪の平屋になります。
よって、2階建ての方が坪単価は約10万円安いことがわかります。
【建物本体工事費用】一条工務店(i-smart2)の平屋 vs 2階建て
上記の坪単価で考えれば、同じ延べ床面積の建物では2階建ての方が安くなります。
しかし、部屋の広さで考えた際は違ってきます。
平屋の場合2階建てと比較すると、階段と廊下や2階のトイレのスペースを削減することができます。
一条工務店からお借りしたタブレットには約5坪の削減スペースとなるそうです。
よって、同じ部屋数や部屋の広さだとしても2階建てよりも平屋の方が延べ床面積は5坪程度狭くて建築可能だと言えます。
このことから、上記の坪数単価で比較すると、
平屋(25坪)
25坪×72万円(坪単価)=1800万円(建物本体工事価格)
2階建て(30坪)
30坪×62万円(坪単価)=1860万円(建物本体工事価格)
となります。
一条工務店(i-smart2)では平屋の方が60万円程度安くなりましたが、1800万円の内の60万円なのであまり変わらないと言ってもいいのではないでしょうか。
【オプション】一条工務店(i-smart2)の平屋 vs 2階建て
平屋でも2階建てでもオプションをつけなければ追加費用はかからないため、あまり比較はできません。
しかし、一条工務店(i-smart2)の平屋と2階建てを比較し追加費用となりやすい(費用の削減となりやすい)オプションを考えていきます。
平屋
基礎と地盤改良費用
布基礎は標準だったと思います。
べた基礎になるとオプションとして追加費用がかかってきます。
2階建てよりも基礎が広くなりやすいため、基礎費用が高くなります。
↑↑我が家の場合は26坪で約65万円でした。
約25000円/坪くらいだと思います。
また、地盤改良の必要がなければ追加費用はありませんが、必要となったときは基礎の広さに対して地盤改良費用も高くなります。
太陽光パネル
2階建てと比較し平屋の場合は屋根が広くなります。
屋根を広く設計できるため、太陽光パネルをたくさん設置することが可能です。
一条工務店(ismart 2 )平屋のメリットでもあると思います。
たくさん設置した分だけ、オプションとして追加費用が必要のため初期費用としては高くなってきてしまいます。
勾配天井(高天井)
平屋の場合は吹き抜けができないため、開放感を得るために勾配天井や天井高を高くするオプションを追加する家が多いのでは無いでしょうか。
勾配天井の広さにより価格は変わりますが、我が家は↑↑の画像通りです。
ロフト(屋根裏収納)
屋根裏のスペースを有効活用するために、オプションでロフトや屋根裏収納を設置することもできます。
一条工務店のオプションや価格は日々変化しているため目安ですが、
小屋根裏収納
目安金額
1.5坪まで 190,000円
2.0坪まで 219,000円
3.0坪まで 277,000円
ロフト
目安金額
1.5坪まで 403,000円~
2.0坪まで 503,000円~
3.0坪まで 703,000円~
※一条工務店 お住まい検討シート i-smartより引用
2階建て
外壁
ハイドロテクトタイルにする場合は外壁の広さに応じて、追加費用が必要となります。
2階建ての方が廊下、階段、2階のトイレスペースがあるため延べ床面積は広くなり建物も大きくなっていきます。
よって、平屋よりも2階建ての方が外壁面積も広くなりやすいため、外壁への追加費用がかかってきます。
ちなみに、ハイドロテクトタイルではありませんが、白色のタイルであれば標準で追加費用はかかりません。
2階のトイレ
2階建てにする場合、2階にトイレを設置することがあると思います。
平屋よりも1つ余計にトイレの費用がかかることと、手洗いのために手洗器を設置するとなるとその費用も余計にかかってきます。
網戸
網戸を設置する場合、一条工務店の場合は施工面積1坪当たりいくらという値段になります。
たくさんつけようが、1つだけだろうが変わりはありません。
上記の通り2階建ての方が延べ床面積は広くなるため、金額的には高くなってしまいます。
ただ、網戸1ついくらというようにできたとの記事も見たことがあるため営業さんに確認してみるといいかもしれません。
(吹き抜け)
平屋にはできないオプションになります。
2階建ての場合は吹き抜けにすることで、開放感が得られると思います。
特に一条工務店の場合は高気密・高断熱のため冷暖房費のことを気にせず吹き抜けにすることができるため、吹き抜けにする家も多いでしょう。
また、ismartでは総2階にしないといけないため、1階と2階の施工面積(床面積)を同じにしないといけません。
吹き抜けの部分(2階の床が無い所)は坪単価が1/2になり約30万円/坪となるため、建築費用を抑えられるので費用の面で吹き抜けにする場合もあるかと思います。
(バルコニー)
バルコニーも平屋にはできない物です。
バルコニー部分も坪単価の1/2に約30万円/坪となるため、吹き抜けでも記載した通り建築費用の削減になります。
【土地】一条工務店(i-smart2)の平屋 vs 2階建て
一条工務店(ismart 2)だけに関することてはありませが、2階建ての方が1階の床面積を狭くできるため、平屋よりも土地面積が狭くても建築可能です。
よって、2階建ての方が土地費用は安くなることが多いと思います。
さらに、外構費用も土地面積が狭い方が安い場合が多いです。
我が家もフェンスや土留め、家の周囲に砂利を敷きましたが、土地が広い分費用が余計にかかってしまったと思います。
【まとめ】一条工務店(i-smart2)の平屋 vs 2階建て
結論でも記載しましたが
我が家の考えとしては
平屋も2階建ても実際の建築費用は大差ない
という結論に至りました。
上記のように建築費用、オプション費用大差なかったと思います。
ただ、
土地価格や外構費用は2階建ての方が安くなることが多い
ため土地価格と土地価格にどの程度費用がかけられるか次第だと思います。
結論としては上記の通りですが、平屋にはそのほかのメリットもあるため我が家は平屋を選びました。
そして、我が家のように平屋を検討され、極力費用も抑えたい方は土地探しの前にあらかじめある程度の間取りを作成しておくことをお勧めします。
間取りを作成しある程度の建物の広さを把握しておけば、無駄に広い土地を購入しなくてすみます。
土地を探す前に間取りを作成するには
- 自分で間取りを書いてみる
- 住宅メーカーで間取りを書いてもらう
- 建売物件やモデルハウスの間取りを参考にする
- ↓↓のような無料で間取りを提示してくれるサイトで間取りを作成してもらう
このサイトは複数のハウスメーカーから無料で間取りや見積もりを頂けるサイトです。
とりあえず、間取りを作成してもらい、検討している平屋にはどれくらいの土地が必要なのかを把握することが必要です。
それから土地探しをする事で、無駄に大きな土地を購入せずに土地費用を抑えることができます。
↓↓のURLからサイトへ行けるので参考にしてみてください。
今回の記事が平屋と2階建てで迷われている方の参考になればと思います。