我が家は一条工務店(ismart 2 )の平屋を新築しました。
職業はデザイン関係の仕事ではありませんし、特別オシャレと言うわけありませんが、我が家なりにオシャレになりたいとは思っています。
そんな我が家ですが実際に一条工務店の平屋を建築してみて、一条工務店の平屋の外観のデザイン性について考察してみます。
尚、我が家は一条信者のため一条工務店押しの意見が多いことを考慮して読んでください。
また、今回の記事をご覧になる方はこれからマイホームを建築されるという方ではないでしょうか。
↓↓の記事やサイトも参考にしてみてください。
ハウスメーカー選びに関しましては
【成功の秘訣】
一条工務店平屋の外観の
デザイン性を向上させるには!!
一条工務店平屋の外観のデザイン性について

↑↑ちなみに我が家の外観です。
まず、初めに一条工務店平屋の外観のデザイン性について我が家の考えとしては
我が家が検討した住宅メーカーの中では一条工務店平屋の外観はデザイン性に欠ける
と思います。
しかし、一条工務店の平屋の外観のデザインが悪いわけでは無いと思います。
実際、我が家は一条工務店ismatの平屋でマイホームを建築しています。
そして、我が家の外観が気に入っていないわけではありませんし、デザイン的に満足しています。
ただ、他社と比較すると選択肢が少なかったり、制限があったりするため、よりデザイン性の高い家にするのは難しい(費用がかかる)と思います。
「【解決】営業マンでは教えてくれないハウスメーカーの選び方!!」でも記載しましたが、マイホームを建築するには予算が大切で、何を優先するか優先順位を決めることが大切だと我が家は考えています。
一条工務店は基本的に性能にお金をかけ、コスパの良い家を目指していると思います。
予算がある方はお金をかければ一条工務店の平屋でもよりデザイン性の高い外観を実現することが可能です。
それでは、一条工務店の平屋の外観のデザイン性についてデメリット挙げ、結論に至った経緯を記載していこうと思います。
そして、外観のデザイン性を向上させるために、我が家が考えられる改善策を提示していきます。
一条工務店平屋の外観のデザイン性を制限するデメリット

平屋の外観のデザイン性のデメリット
少し話がズレますが、まずは平屋の外観のデザイン性についてのデメリットを考えます。
一条工務店だけに言えることだけでは無く、平屋と2階建てを比較しての話です。
世の中にはオシャレな平屋はたくさんあります。
しかし、2階建てよりも高さの凹凸が付けにくいため、そもそも外観の変化が付けにくくデザイン性を求めることが難しいと思います。
よく、公民館みたいな家になってしまうと聞きますが、田舎の古い公民館は平屋で同じような作りになっていることが多いです。
これは、建てやすく、効率的な間取りを作成できるためだと思います。
一条工務店平屋の外観のデザイン性のデメリット
我が家が検討した他の住宅メーカーと比較してデメリットを挙げてみました。
デメリット
-
- 外壁等の選択肢が少ない
- 一条ルールによる制限
- 太陽光パネルによる制限
外壁等の選択肢が少ない
外観のデザイン性で1番目を引くところが外壁ではないでしょうか。
我が家も採用しましたが、一条工務店独自のハイドロテクトタイルは性能を含めコスパがとてもいいものだと思っています。
しかし、その外壁の選択肢が一条工務店の場合は若干他社よりも少ないため、選択肢が少ないということはデザインの幅も少なくなってしまうと思います。
一条工務店の商品ラインナップは洋風(セゾン・ブリアール)かスタイリッシュ(i-シリーズ)、和風(百年)、プレミアム(グランセゾン)のように分けられます。
しかし、和風の商品以外、外壁に関してはリシン吹き付け(一部レンガ)かハイドロテクトタイル(ハイドロテクトタイルでない標準のタイルもあり)がほとんどです。
また、それぞれの商品により採用可能な外壁も限られてきてしまいます。
よって、選択肢が少ないため、同じようなデザインになりやすいと思います。
一条ルールによる制限
一条工務店は標準で耐震等級3の木造の家を建ててくれます。
そもそも、耐震等級3以下の家は建てないということです。
耐震性を落とさないために、一条ルールが存在します。
詳細は省きますが、耐震性を落とさないために抜けない柱や壁が存在してきたりします。
また、大開口の窓が採用できなかったり、ちょっとした窓の位置や玄関ドアの位置の変更ができないことがあります。
こういった些細なことですが、外観が制限されデザイン性にも制限が生じてきてしまうと思います。
太陽光パネルによる制限
一条工務店と言えば屋根一体型の太陽光パネルも自社で開発・製造しており、太陽光パネルのメリットも考慮して一条工務店を選ばれる方も多いと思います。
最近では蓄電池とセットでかなり安いプランもあると聞きました。
しかし、「【解決】一条工務店の平屋は太陽光パネルを設置すべき!?」でも記載しましたが、太陽光パネルを設置するにあたりデメリットもあります。
間取りの制限
まず1つ目に間取りに制限が生じてきてしまいます。
太陽光発電を行うには、太陽光パネルに太陽光が当たらないといけません。
日当たりの良い土地であれば問題ありませんが、住宅街等では極力南側の建物と距離を取り屋根の日当たりを良くする必要があります。
平屋であれば屋根の高さが低いため尚更です。
そうなると、北側に建物を寄せなくてはいけなくなり、必然的に間取りに制限が生じます。

間取りに制限が生じるということは外観のデザイン性にも制限が生じてきます。
屋根の制限
2つ目に太陽光発電を効率よく行うためには、太陽光パネルを設置する屋根は南側に向けなくてはいけないということです。
また、大容量の太陽光パネルを設置しようと思えば、南側に片流れの屋根にせざるおえません。

片流れの屋根
さらに、屋根の勾配も3.5寸にしなくてはいけません。
そして、平屋の場合は屋根が広いため、太陽光パネルを設置するメリットも大きく採用される方も多いです。
こういった屋根の制限があると、特に平屋の場合は外観が同じようなデザインになりやすくなってしまうと思います。
一条工務店平屋の外観のデザイン性を向上させるための改善策

上記にも記載しましたが、一条工務店の高性能で外観のデザイン性を向上させるためには基本的に費用が必要になってくると思います。
一条工務店で外観のデザイン性を向上させるにはより費用が必要になってくるので予算と相談しながら検討してみてください。
改善策
-
- 商品の種類を考慮する
- 太陽光パネルを設置しない
- エクステリア(外構)を考慮する
商品の種類を考慮する
一条工務店の工法別の商品ラインナップは以下のようになります。
「ツインモノコック構造」
- i-smart
- i-cube
- i-palette
「夢の家 I-HEAD構法」
- GRAND SAISON
- SAISON
- SAISON Atype
- Brillart
- 百年
この中で一条ルール(間取り等の制限)が少ないのが「夢の家 I-HEAD構法」になります。
外観のデザイン性を向上させるのであれば、「夢の家 I-HEAD構法」の商品を検討してみると良いかもしれません。
太陽光パネルを設置しない
一条工務店の太陽光パネルはメリットも多いと思いますが、外観のデザイン性を考えると設置しない方がより間取りや屋根の形を自由に変えることができます。
間取りで言えばコの字やL字などの間取りも選択できやすいかと思います。
屋根も日当たりを考慮し南向きだけでなく、さまざまな方向へ向けることができます。
そして、屋根の種類や色も選択できます。
エクステリア(外構)を考慮する
外観のデザイン性を向上させるために建物自体の外観のデザイン性を考えることも大切ですが、エクステリア(外構)をしっかり行うことによってエクステリア(外構)を含めた外観のデザイン性を向上させることが可能だと思います。
エクステリア(外構)はコンクリートで駐車場を作成し、カーポートを設置するだけではありません。
植栽やフェンス、駐車場のコンクリートの形や模様など、一条工務店で建築しても様々なことが可能です。
しかし、偉そうなことを言っていますが、我が家はエクステリア(外構)費用があまり無かったため凝ったエクステリア(外構)はできていません。
エクステリア(外構)で外観のデザイン性を向上させたい方は最初から予算を考えておくことも必要だと思います。
一条工務店平屋の外観のデザイン性の高いお宅を紹介
一条工務店の公式サイトより引用させて頂きました。
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一条工務店公式サイトより引用
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一条工務店公式サイトより引用
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一条工務店群馬公式サイトより引用
我が家調べでInstaguramより一条工務店平屋の外観のデザイン性の高いお宅を紹介したいと思います。
一条工務店平屋の外観のデザイン性についてまとめ
我が家が検討したハウスメーカーの中では外壁の種類など選択肢が少ないため、一条工務店平屋の外観はデザイン性に欠けてしまうと思います。
また、一条工務店の平屋と言えば太陽光パネルを設置される方が多いと思いますが、太陽光パネルを設置するために外観のデザイン性に制限を設けてしまっていると考えられます。
しかし、エクステリア(外構)など改善策を考慮すれば、外観のデザイン性の高い一条工務店平屋のマイホームを手に入れることができると思います。
我が家は一条工務店の性能に魅かれ平屋を建築しましたが、打ち合わせ時は内装のオプションをたくさん付け費用が予定より高くなってしまいました。
我が家の場合はエクステリア(外構)費用のことは全然考慮していなかったため、今となれば少し後悔しています。
なかなか、打ち合わせ前にエクステリア(外構)費用まで考慮することは大変だとは思いますが、少しでも考えておくと良いかと思います。
また、一条工務店平屋を検討されている方は良ければ↓↓の記事も合わせて読んでみてください。
この記事がマイホームづくりの参考になれば幸いです。